過去ログ - 美波「密室、拘束、2人きり」アーニャ「何も起きないはずがなく…?」
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◆AyvLkOoV8s
[saga]
2016/12/30(金) 21:24:57.70 ID:vALSgqmA0
美波(――目覚めたのは、轟々と炎が燃え盛る……暖炉を囲んだ部屋でした)
美波(――その場に寝ころんでいたのは、私とアーニャちゃん)
美波(――最後の記憶は、たしかアーニャちゃんの故郷の北海道でライブをした後の休憩時間)
美波(――着ていたものは、ピュアホワイトメモリーズ……アーニャちゃんとお揃いの、白い衣装)
美波(――襟と帽子は取り外されていて、壁に丁寧に掛けられていたのが見えました。つまり、肩から上は何も着ていません)
美波(――暖炉の他には、カーペットと、水の入ったお皿と、それから一枚の毛布)
美波(――部屋にはドアと窓が一つずつ取り付けられていて)
美波(――窓の外が真っ暗だったことから、今が夜だと言うことが分かりました)
美波(――そして、吹きすさぶ雪の音と微かに入って来るすきま風に頭を冷やされて……私は、大変なことに気付いたのです)
美波(――私も、アーニャちゃんも)
美波(――手を後ろに縛られていたのです)
――――――――――――――――――――
(――そして)
(――吹雪の音に掻き消されて、2人の耳には届きようも無かったことだが)
(――密室、拘束、2人きり)
(――そんな状況のラブライカが山小屋に居て、何も起きないはずがなく―――――)
ゴミクズ「ラブライカだああああ!! 3Pいくぞおおおおおっ!!!」
親衛隊「通すかあああああああああッ!!!」
(――ラブライカの現状を知り、自らも間に挟まらんとするゴミクズの群)
(――ラブライカを拘束した張本人であり、男の介入を決して許さない親衛隊)
(――二つの勢力が、今ぶつかろうとしていた―――――!!)
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