過去ログ - 時子「アァ? 一緒に年越ししたいですって?」
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1: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2016/12/31(土) 05:23:46.05 ID:HmFB5jJa0
【モバマスSS】です


――――12月28日、プロダクション、事務室

時子「……もう一度聞くけれど、誰と年越しをしたいと?」

法子「時子さんと! できれば神社にお参りしながら年を越せたらな〜って!」

時子「お断りよ」

法子「ええ〜!? やっぱり、人が多いところはだめ……?」

時子「それもあるけれど」

法子「とーきーこーさーんー……!」ユサユサ

時子「揺らさないで、躾けられたいの? 最後まで話をちゃんと聞きなさい。せっかちなのは嫌いよ」

法子「ご、ごめんなさい……」シュン

時子「まったく……それに、仮に人が多くない場所で年を越すにしても一緒は無理よ」

法子「どうして?」

時子「まず私は年末年始がとても忙しいわ。年末は様々な仕事で都内を移動して、それが終われば次の仕事の準備もある」

時子「なにせ、元日からヨーロッパの国を巡る海外ロケの仕事が入っているの。だから、大晦日に貴女といる余裕はない。残念ね」

法子「そ、そんなぁ……」ガックリ


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2: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2016/12/31(土) 05:24:23.87 ID:HmFB5jJa0
※財前時子様
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※椎名法子
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以下略



3: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2016/12/31(土) 05:25:29.15 ID:HmFB5jJa0

時子「そもそも、どうして私なのかしら。貴女なら他にも相手がいるでしょう、法子」

法子「だって、時子さんが一緒にいてくれるのが一番よかったんだもん……」ションボリ

以下略



4: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2016/12/31(土) 05:27:52.50 ID:HmFB5jJa0

法子「あひゅ! ……ええと、だからね、時子さんってあたしがピンチになったらいっつも必ず助けに来てくれるよね?」

時子「…………そうかしら?」

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5: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2016/12/31(土) 05:29:49.20 ID:HmFB5jJa0

法子「そ、それは……年末のラジオのお仕事や、テレビのお仕事入ってるけど……でも夜の8時までには終わるから」

時子「その後に神社で年越しをしたら徹夜になるはずよ。貴女はまだ13歳なのだから、もう少し体のことをよく考えなさい」

以下略



6: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2016/12/31(土) 05:30:52.36 ID:HmFB5jJa0

法子「……」ジーッ

時子「じっと見つめてきても無駄」

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7: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2016/12/31(土) 05:31:37.33 ID:HmFB5jJa0
※千川ちひろ
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8: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2016/12/31(土) 05:34:45.78 ID:HmFB5jJa0

時子「私のスケジュール! どれくらいまでなら無理が利くのか調べなさい!」

法子「……時子さん!」パァァ

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9: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2016/12/31(土) 05:39:15.86 ID:HmFB5jJa0

ちひろ「プライドの問題ということですか?」

時子「分かりやすく言うならば、そう。私自身の矜持において、このまま法子を行かせることは出来ないわ」パシパシ

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10: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2016/12/31(土) 05:40:54.72 ID:HmFB5jJa0

法子「うーん……そういわれても」

時子「一応、私と合流するまでちひろに監視させていたほうが良さそうね……ちひろ、頼めるかしら」

以下略



11: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2016/12/31(土) 05:41:50.08 ID:HmFB5jJa0

ポフンッ

ちひぐるみ(大)「……こんにちは、私は千川ちひろです」

以下略



12: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2016/12/31(土) 05:43:00.79 ID:HmFB5jJa0

――――12月31日、23時36分、神社入り口前

ワイワイガヤガヤワイワイガヤガヤ

以下略



13: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2016/12/31(土) 05:44:22.27 ID:HmFB5jJa0

金髪の男「だろだろ!? だから、しかたねえーから俺らみたいな心優しい奴が声かけてよ、そんで一夜をともにすりゃ安全だよな!」

眼鏡の男「……まて、その前にあの子どこかで見た覚えが……たしか……テレビで……」

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14: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2016/12/31(土) 05:45:29.76 ID:HmFB5jJa0

金髪の男「んじゃ友達? なんにしてもこんなとこで1人でいるのは寒くて寂しいっしょ!」

法子「あの、その、1人ってわけじゃなくて!」ワタワタ

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15: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2016/12/31(土) 05:46:30.45 ID:HmFB5jJa0

金髪の男「……あーあ、白けるぜクッソ……おい二人共! ちょっと来てくれ!」

酔っぱらい「んー、どうしたよ」

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16: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2016/12/31(土) 05:47:35.90 ID:HmFB5jJa0

法子「そ、そんなことない!」

眼鏡の男「どうだか。ともかく君は俺の友人が痛がってるの助けようともしてくれないのか、酷い子だな」

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17: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2016/12/31(土) 05:48:29.69 ID:HmFB5jJa0

金髪の男「イデデデデエエエエ!?」

黒服A「……」ミシミシ

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18: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2016/12/31(土) 05:50:42.43 ID:HmFB5jJa0

黒服A・B「「テメッコラー!」」

男達「「「アイエエエ!?」」」

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19: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2016/12/31(土) 05:52:13.67 ID:HmFB5jJa0

――――12月31日、23時54分、神社境内

時子「それにしても相変わらず人が多くてうんざりするわね……法子、私を待っている間、妙なことに巻き込まれなかったでしょうね」

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20: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2016/12/31(土) 05:53:35.64 ID:HmFB5jJa0

時子「法子……」

法子「もちろん時子さんがあたしのためにって考えて護衛をつけてくれたのは分かってるよ?」ニコッ

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21: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2016/12/31(土) 05:55:31.10 ID:HmFB5jJa0

時子「違う」デコピンッ

法子「わぷっ」

以下略



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