170:名無しNIPPER[saga]
2017/01/25(水) 11:54:14.61 ID:2oDMvc960
「そ、それじゃあ……見舞いも済んだし……俺は、帰るからな」
そう藍子に告げた後、Hはいそいそと帰り支度を始める。
何か火急の用事でもあるかの如く、その動きは迅速だった。
「はい。今日は、ありがとうございました。この埋め合わせは……体調が良くなった時にしますね」
「あ、あぁ……分かったよ……」
「それじゃあ……プロデューサーさん。ゆっくりと、お愉しみ下さいね♪ うふふっ♪」
そして急いで出て行こうとするHを、藍子は笑顔で見送った。
その笑顔からは人々を導く様な女神の如きの優しさは感じられず、ただただ邪まなものしか感じられない。
最早、藍子もHも……堕ちる所まで堕ち切っているのであった。
それはもう……二度と元の関係には戻れない程に、である。
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