169:名無しNIPPER[saga]
2017/01/25(水) 11:53:49.08 ID:2oDMvc960
「あげたからには……それをどう扱おうと、プロデューサーさんの自由です。いらないなら捨ててくれればいいですし……必要なら、何に使ってくれても構いません」
「つ、使うって……お前……」
「さぁ……どうします? 捨てて帰ります? それとも……持って帰りますか?」
「お、俺は……」
即決できない問題に直面し、Hはそれを手にしたまま佇み、ジッと眺めたまま固まってしまう。
しかし、しばらくして……Hは意を決したのか、それを小さく纏めて自分の鞄の中にへと仕舞い込んだのである。
「ふふっ、素直ですね。そういうの……嫌いではありませんよ」
そんなHの様子を藍子は愉快そうに眺める。
Hが徐々に自分の色に染まってきた事に、どこか満足気でもある。
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