過去ログ - 高森藍子「マーキング」
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239:名無しNIPPER[saga]
2017/01/29(日) 22:48:59.13 ID:c/8nOsl80
最初の頃はばれてしまわないかと恐る恐るではあったが、何度もしていくとそういった危機感は薄れていった。


それに……没頭している間は何もかも忘れる事ができた。仕事の事も、全て。


お金があれば気軽に出来る事もあって、Hはいつしか夢中になっていた。


そうやって性欲を満たす事でストレスを解消してきたHだが、それを藍子に知られてしまい、Hの援交三昧の日々は終わりを告げる事となった。


「知った時は……相当ショックだったろうな……」


自分の担当をしているプロデューサーがそんなものに手を出しているのを知れば、そのショックは計り知れないものだったに違いない。


きっと『裏切られた』だとか、そんな風にも思ったかもしれない。だからこそ、藍子は変わってしまったのだ。


優しくて穏やかな雰囲気の彼女が、今ではHを管理しようとあらゆる手を使って追い詰めてきているのだ。


そこには以前の藍子の面影は全く見えない。別人の様にHは思えてしまう。





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