過去ログ - 高森藍子「マーキング」
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241:名無しNIPPER[saga]
2017/01/29(日) 22:50:12.50 ID:c/8nOsl80
「もう、裏切ったりはしないからな、藍子……」

 
そう言った後、Hはもう一度藍子の頭をそっと優しく撫でる。そして少しした後、Hは再び眠りについたのだった。


「んふふ……わたし、ね……あな、たの事が……えへへ……」


幸せそうにまた、藍子は寝言を呟く。


この複雑な関係が良いのかどうかは定かではない。


しかし……それでも、藍子は幸せだった。


理想の形では無いにしろ、確かにその手には、幸せを掴む事ができたのだ。


その幸せが離れてしまわない様、藍子はそれ以降も色々と画策していくのであった。





終わり





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