31:名無しNIPPER[saga]
2017/01/05(木) 20:26:08.14 ID:ChWG+AeO0
「来ちゃいました……って、そうじゃなくて……何で藍子が俺の家に来たのかを聞いているんだが」
まだ整理のつかない頭で必死に考えを巡らせながら、Hは再び藍子に聞き返す。
32:名無しNIPPER[saga]
2017/01/05(木) 20:26:43.64 ID:ChWG+AeO0
「いつもコンビニ弁当ばかりで、まともな食事も取れていないだろうからそう考えたんですけど……もしかして迷惑、でした?」
少ししゅんとした表情をして、藍子はHを見つめそう言った。
33:名無しNIPPER[saga]
2017/01/05(木) 20:27:57.87 ID:ChWG+AeO0
「いや、そんな事ないよ。そうして考えて来てくれて、嬉しく思ってる」
Hはそう言って、彼女の提案をすんなりと受け入れたのであった。
34:名無しNIPPER[saga]
2017/01/05(木) 20:29:18.50 ID:ChWG+AeO0
だが、質問はそれで終わりでは無い。まだHが藍子に対する疑問はもう一つ残っていた。
「あと、ちなみにだが……俺の家の場所……何で藍子が知っているんだ?」
35:名無しNIPPER[saga]
2017/01/05(木) 20:29:46.99 ID:ChWG+AeO0
「実は……ちひろさんに教えて貰ったんです」
しかし、藍子はさも当たり前かの如く、そう言って退けたのだった。
36:名無しNIPPER[saga]
2017/01/05(木) 20:31:00.21 ID:ChWG+AeO0
「またあの人は……」
個人情報を何だと思っているんだ……と、Hは頭を抱える。
37:名無しNIPPER[saga]
2017/01/05(木) 20:31:57.92 ID:ChWG+AeO0
「ん? どうした?」
「えっと……その……」
38:名無しNIPPER[saga]
2017/01/05(木) 20:32:43.87 ID:ChWG+AeO0
慌ただしいHの様子を遠目で見つつ……藍子は中に入ると床に荷物を置いて扉を閉め、掛けうる限りの鍵を全て掛ける。
その上念入りにチェーンロックまで掛けて、外部からの侵入を完全にシャットアウトした。
39:名無しNIPPER[saga]
2017/01/05(木) 20:34:11.87 ID:ChWG+AeO0
とりあえず書き溜め分は投稿完了
出来次第また投稿していきます
40:名無しNIPPER[sage]
2017/01/05(木) 20:57:57.61 ID:Yk9Ei1wFo
やっぱパッションの行動力すげーわ(震え声)
41:名無しNIPPER[sage]
2017/01/05(木) 22:10:53.33 ID:Gk0cFQhPo
乙パッションの行動凄まじいな…ちひろはこの時期智絵里のチョップ(意味深)でダウンしてるだろうか
藍子の行動から漂う往年のエロゲーのヤンデレヒロインの影、Hは藍子の罠に落ちた小鳥か
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