6:名無しNIPPER[saga]
2017/01/01(日) 01:02:23.44 ID:KRFu3uzn0
その後で話を聞いてみると、仕事で出歩いていたHさんはどうやら日頃の疲れが溜まっていた様で……休憩を取ろうと立ち寄ったこの公園のベンチに座ったらつい眠くなって……気が付いたら寝ていたみたい。
そしてその時に初めて……あの人がアイドルのプロデューサーをしていると聞いたんです。
7:名無しNIPPER[sage]
2017/01/01(日) 01:02:54.71 ID:APFIXJoNO
またお前か
ことしもよろしく
8:名無しNIPPER[saga]
2017/01/01(日) 01:03:01.89 ID:KRFu3uzn0
悪い事をしたかな……とは思いましたが、謝ろうにも連絡先を知らない私にはどうする事もできなくて……罪悪感を胸に溜め込んだまま、この日は家に帰ったんです。
偶然会っただけの関係でしたから、もう会う事は無い……普通ならそれで終わりなんですが、私達の場合は違いました。
9:名無しNIPPER[saga]
2017/01/01(日) 01:03:39.16 ID:KRFu3uzn0
そして私がこの間の事で謝って……それからまたお話をして……前回の事もあったから、ほんの少し話をした所で彼と別れました。
でも、ここから私とあの人との関係が始まったんです。ただの高校生だった私と、見習いだったあの人との関係が。
10:名無しNIPPER[saga]
2017/01/01(日) 01:04:10.81 ID:KRFu3uzn0
そしてそんな関係が続いたある日……私はHさんから唐突に、こう誘われたんです。
『アイドルになってみないか?』って。何でもない気軽な感じで、彼は言ってきました。
11:名無しNIPPER[saga]
2017/01/01(日) 01:04:39.60 ID:KRFu3uzn0
もちろん、誘われたのは嬉しかったです。アイドルに対して憧れが無かった訳ではありませんから。
だけど……私みたいな普通の女の子が、厳しいアイドルの世界で生き残れるのか……って。
12:名無しNIPPER[saga]
2017/01/01(日) 01:05:13.63 ID:KRFu3uzn0
『私がどういう結果に終わろうと……あなたが最後まで支えてくれるなら、いいですよ』という感じに。
そうしたら彼は『もちろんだとも』と言って、私の手を強く握り締めて答えてくれました。
13:名無しNIPPER[saga]
2017/01/01(日) 01:06:48.02 ID:KRFu3uzn0
とりあえずここまで
みなさん、明けましておめでとうございます
また今年も良ければ、私の駄作に付き合って下さると幸いです
14:名無しNIPPER[sage]
2017/01/01(日) 01:24:22.02 ID:oePgFD750
あけおめ
見たかった担当の番がきて嬉しい、乙。
15:名無しNIPPER[sage]
2017/01/01(日) 06:47:17.81 ID:GKZsd1Ic0
2017年、最初に書き込めるのがこのSSで良かった
乙期待
16:名無しNIPPER[sage]
2017/01/02(月) 03:35:22.73 ID:um/DrDo5o
藍子ちゃん期待
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