過去ログ - 撫子「ふとした時に、気づくこと」
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2017/01/04(水) 23:48:56.72 ID:GmU+Uba/0
ふとした時に思う。
ある時は夕飯の前。
撫子「櫻子ー、ご飯できてるよ」
櫻子「あ、待って！ 今行く！」
どたどたとせわしなく階段を降りてきたかと思うと、私のすぐ横を櫻子は走り抜けていく。
ふわっ
撫子「！」
私の目の前でたなびいた櫻子のくせっ毛は、通り過ぎた場所にシャンプーの甘い香りを微かに残す。
……あんなに背、高かったっけ。
撫子「家の中を走るな！」
戸惑いを取り繕うように大声を出した。
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2:名無しNIPPER[sage saga]
2017/01/04(水) 23:49:37.37 ID:GmU+Uba/0
ある時は勉強中。
3:名無しNIPPER[saga]
2017/01/04(水) 23:50:18.40 ID:GmU+Uba/0
ある時は風呂上がり。
4:名無しNIPPER[saga]
2017/01/04(水) 23:51:00.59 ID:GmU+Uba/0
ある日のこと。
5:名無しNIPPER[sage saga]
2017/01/04(水) 23:51:36.02 ID:GmU+Uba/0
撫子「……」ぺらっ
6:名無しNIPPER[sage saga]
2017/01/04(水) 23:52:11.93 ID:GmU+Uba/0
あれ？
7:名無しNIPPER[sage saga]
2017/01/04(水) 23:52:49.48 ID:GmU+Uba/0
櫻子「何見てんのー？」
撫子「うわっ！！」びくっ
8:名無しNIPPER[sage saga]
2017/01/04(水) 23:53:30.42 ID:GmU+Uba/0
「……撫子、もしかして何かあったの？」
撫子「え……？」
9:名無しNIPPER[sage saga]
2017/01/04(水) 23:54:33.52 ID:GmU+Uba/0
私は一言一言、頭の中を整理整頓するように話し始めた。
10:名無しNIPPER[sage saga]
2017/01/04(水) 23:55:30.54 ID:GmU+Uba/0
「撫子は、櫻子ちゃんのことが本当に好きなんだね」
撫子「っ……///」
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