過去ログ - 穂乃果「とあるマンションの一室で」
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101: ◆ddl1yAxPyU[saga]
2017/01/18(水) 22:13:43.75 ID:PI2HcnZ00

穂乃果「でもね、全部私の下位互換なんだよ。格闘も剣術も射撃も。よくそんなんで私に挑もうと思えたね? 十年早いんだよ」

千歌「っ!!」


穂乃果「…あなたは、あの時の千歌ちゃんとは別人だね。足りない技術をガンツに無理やりインプットされた。前の千歌ちゃんの方がよっぽど強かったよ」

千歌「そっか…下位互換かぁ」

穂乃果「あなたに言っても仕方ないとは思うけど……人の命で弄ぶのもいい加減にしなよ! 何の為にこんな戦いをしなくちゃいけないんだ!!」


千歌「……何ででしょうね。私も知りたいですよ」


穂乃果「…そう」

千歌「さあ、早く壊してください。そうすればこのミッションも終了です」

穂乃果「分かってる。じゃあ、行くよ――」




――ギョーン!ギョーン!ギョーン!ギョーン!ギョーン!ギョーン!




穂乃果「何!?」キュウゥゥゥゥン

千歌「え?」キュウゥゥゥゥン



何者かの狙撃により二人のスーツは同時に壊れた
発砲音のした方向を見るとそこには――




曜「――…穂乃果さん、千歌ちゃんから離れて下さい」カチャ

穂乃果「曜ちゃん!? ことりちゃんが相手をしているはずじゃ!?」

曜「ことりさんなら増援に向かいましたよ。私のスーツは最初から壊していましたし、戦う意思も見せませんでしたから」

穂乃果「どうするつもり? なんで撃ち続けて私を殺さなかったの?」

曜「……私は、人を殺したくない。千歌ちゃんから離れてくれさえすれば――」




――ジジジジジ




千歌「っ!? 転送が始まった!」

曜「んな!? 今すぐ千歌ちゃんから離れろ!!」カチャ

穂乃果「ええ!? そんな事言われてももう転送が……って、これはマズイ!!?」

千歌「へ?」

曜「千歌ちゃん!!?」





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