過去ログ - 穂乃果「とあるマンションの一室で」
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114: ◆ddl1yAxPyU[saga]
2017/01/23(月) 19:10:21.38 ID:Izon/R1/0
希「千歌ちゃんの件は家族には説明したん?」
穂乃果「それが中々難しくてね…説得するにはもう少し時間が掛かりそう。それと千歌ちゃんの身分証とか住民投票とか諸々も用意しなきゃね」
ことり「そ、そんなもの用意できるの?」
穂乃果「“そういう”ものを作る事が得意な人と仲がいいんだ。ただ、他に依頼が来てるみたいだから完成するまで一か月だってさ」
希「…大丈夫なん?」
穂乃果「心配しないで。その人も“私達と同じ”だから。それに、千歌ちゃんが不自由なく暮らしていく為に必要なものは可能なだけ揃える。私にはそれくらしか出来ないからさ」
ことり「…一人で全部やろうとしないでね? 私達も力になるから」
希「そうやで。無理だけはあかん」
穂乃果「分かってるよ。ありがとうね」ニコッ
――――――
――――
――
希「ただいまー!」
千歌「お帰りなさ……ってその荷物は!? もしかして全部服なんですか!!?」
希「あはは…調子に乗って買い過ぎちゃった♪」テヘッ
千歌「買い過ぎたって…お金は大丈夫なんですか?」
希「大丈夫やで。割り勘で買ったからね」
千歌「割り勘? 誰かと一緒だったんですね」
希「うん。穂乃果ちゃんとことりちゃんも一緒だったんよ」
千歌「へぇー…穂乃果さんも一緒だったんですか」ギロッ
希「千歌ちゃん……あんまり穂乃果ちゃんを責めないであげて? あの子も凄く責任を感じている。今だって千歌ちゃんの為に色々――」
千歌「…ごめんなさい。昨日の今日じゃ、まだ気持ちの整理は出来ないですよ」ウツムキ
希「そ、そうやね…ごめんな?」
千歌「大丈夫です。洋服、ありがとうございました。二人にも伝えておいて下さい」ニコッ
希「了解や。それじゃあ、御飯の用意するね! もう少しだけ待っててな―――」
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