過去ログ - 穂乃果「とあるマンションの一室で」
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176: ◆ddl1yAxPyU[saga]
2017/02/27(月) 23:25:34.98 ID:zggH1zMx0
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凛『どうしたの?』
花陽『あのさ…この前貸した心理学のノートはどうなったの? ちゃんと写した?』
凛『あ…すっかり忘れてたにゃ』ダラダラ
花陽『やっぱり…必修科目なんだからちゃんとやらなくちゃダメだよ。ただでさえ留年しているんだから後が無いんだよ』
凛『ぐっ、耳が痛いよ…あの教授の授業は必ず眠くなるからなぁ』ムムム
花陽『だから私が代わりに全部ノート書いているんだよ。一緒に授業受けてるの凛ちゃんしかいないんだから頑張ってよ? 一人で授業受けるのなんて寂しくて辛いんだからね…』グスン
凛『わ、分かってるよ! もう かよちん 一人で授業受けさせないから泣かないで!?』アワアワ
花陽『お願いだよ? 訓練が厳しいのは分かるけど本業は勉学なんだからね。ノート早く写して返してよ』
凛『はーい。今日中に写すからもう少し待ってて!』
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――…あー、そう言えば かよちん とそんな会話してたな
しかもノートまだ書いてないし…って、なんでこのタイミングでこんな事思い出しているの? もっと他の事思い出そうよ…
このまま凛が死んじゃったら、かよちんは一人で講義を受けるんだよね
また寂しい思いをさせちゃうのか……
――それは嫌だな
凛が死んでいた期間、何度も泣いていた事は千歌ちゃんから聞いている
これ以上、凛のせいで かよちん を悲しませるわけにはいかない
かよちん にはいつも笑顔でいて欲しいんだよ
それに借りてるノートだって返さないと かよちん が困っちゃうもんね?
だから、こんな所で死ぬわけにはいかないにゃ!
凛(原点を思い出せ…。凛は、かよちんの笑顔を守る為に強くなろうと決意した。だからこんな星人さっさと倒して、合流するんだ!!)
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