過去ログ - 穂乃果「とあるマンションの一室で」
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93: ◆ddl1yAxPyU[saga]
2017/01/18(水) 21:39:41.71 ID:PI2HcnZ00
海未「耳が痛いですね…そのせいで殺されるんですからとんだ大バカ者です」


果南「………」

海未「どうしました? トドメを刺さないのですか?」


果南「…本当に手を抜いたの? あなたほどの人が命懸けの戦いで慢心するなんてあり得ない。理由を教えて欲しい」



果南にはどうしても理解できなかった
自分の身体能力には絶対的な自身はある
だとしても、長年戦い続けていた海未をこうもあっさりと倒してしまった
手加減する理由など何処にも無い
体調が悪かったのか? ケガをしていたのか? どうしても理由が知りたかった

そんな問いかけに海未は申し訳なさそうな表情で答えた




海未「そうですね…今まで怪物や人型の星人とは何度も戦い、倒してきました。しかし、今回のように人間と戦うのは初めてでしてね。負ければ殺される事など分かり切っていましたが……どうしても刃を向ける事を躊躇ってしまいました」

果南「……っ、くだらない。勝負を舐めているとしか思えないよ!」

海未「全くです…これでは穂乃果達に顔向けできません」

果南「だったら醜くても最後まで足掻いて見せなよ。どうして生き残ろうとしない!?」


海未「…どうしてですかね。自分でも不思議なくらいです…死にたくない気持ちは確かにあります。ただ、どんなに考えてもこの状況を打開する作戦が思いつきません。打つ手なしなんですよ」

果南「………」


海未「――…ですから、ひと思いに殺して下さい。お願いしますね」ニコ


果南「そっか…なら、お望み通りにしてあげる」カチャ



海未(穂乃果、ことり、皆さん…申し訳ありま――)




――グシャッ!!!








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