過去ログ - 穂乃果「とあるマンションの一室で」
↓ 1- 覧 板 20
92: ◆ddl1yAxPyU[saga]
2017/01/18(水) 21:38:10.14 ID:PI2HcnZ00
果南「さて、これで一刀流になったわけだけど…取りに行く?」
海未「必要ありません。二本が一本になったところで私の強さに変わりありませんから」カチャ
果南「そっか。弱くなるんじゃないならいいか。でも、次で決めるよ」カチャ
海未「ほう…舐められたものですね」
果南「私はまだ死ぬわけにはいかない……ここで海未さんを倒してみんなに会わなきゃいけないからね」
海未「………」
果南「――だから、ここで死んで!!」ダッ!
両者は駆け出す
防ぐ事など考えていない
自分が出せる最大の一太刀を先に当てた方が勝つ
海未と果南は、ほぼ同時に刀を振り下ろす
必殺の一撃をスーツに受けたのは――
海未「…お見事です」キュウゥゥゥゥン
膝から崩れ落ちる海未
果南は後ろから海未の首筋に刀の刃を当てる
果南「動かないで。手に持ってるガンツソードの刃を引っ込めてから渡して。その後ゆっくりとこっちを向いて」
海未は素直に従い、武器を渡し果南の方を向いた
どんな表情をしているか興味のあった果南だったが
予想に反し、海未は取り乱すどころか冷静に果南の目を見つめていた
果南「うーん…意外だな。負けるなんてちっとも思っていなかったはずだったのに、まさかの敗北。少なくとも動揺してると思ってたのに」
海未「えぇ。あなたの成長速度には驚きましたが、私の実力なら負ける事は無かった…」
果南「だね。私の実力を評価したくせに、自分は最後まで本気で戦わなかった…真剣勝負で慢心するなんて最低じゃない?」
243Res/253.13 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。