23: ◆SU.cErYd62[saga]
2017/01/08(日) 20:22:19.29 ID:vBgwTiTm0
4
なか卯で食事を終えると、杏ちゃんは自宅に直帰した。
ありすちゃんたちとは入れ違いになったのか会うことはなかった。
24: ◆SU.cErYd62[saga]
2017/01/08(日) 20:23:34.28 ID:vBgwTiTm0
卯月「文香ちゃん!いったいどうしたんですか?」
文香「ああ、卯月ちゃん。それが、どうやら安部さんが食あたりで倒れたそうなんです」
卯月「食あたり?」
25: ◆SU.cErYd62[saga]
2017/01/08(日) 20:26:46.05 ID:vBgwTiTm0
卯月「え、なんで貝にモンブランが絡んでくるんですか?」
文香「実はあのモンブラン、いちごクリームパスタで作ったモンブランなんです」
卯月「いちごクリームとパスタで作ったモンブラン?」
26: ◆SU.cErYd62[saga]
2017/01/08(日) 20:27:34.32 ID:vBgwTiTm0
卯月「あの、ありすちゃんは今どこに?」
文香「幸いにも、なか卯で食事を終えた後に帰宅しました」
卯月「それは良かったです。」
27: ◆SU.cErYd62[saga]
2017/01/08(日) 20:29:22.95 ID:vBgwTiTm0
『その時空から、不思議な光が降りてきたのです。それは……』
携帯から聞きなじんだ声が聞こえてきた
卯月「!……菜々ちゃんから電話だ!」
28: ◆SU.cErYd62[saga]
2017/01/08(日) 20:32:33.84 ID:vBgwTiTm0
卯月「菜々ちゃん?」
菜々『ごめんなさい卯月ちゃん、こんなことを頼めるのは今卯月ちゃんしかいなくて!申し訳なく思っています。でもやっぱり菜々はファンをがっかりさせたくないんです!』
菜々ちゃんの悲痛の叫びが鼓膜を通じて、私の心臓まで振動を伝える。
29: ◆SU.cErYd62[saga]
2017/01/08(日) 20:33:32.80 ID:vBgwTiTm0
菜々『はい。お願いです、卯月ちゃん辛い役目を押し付けることになりますが……明日のトークショー、私の代わりに――』
卯月「わかりました、菜々ちゃん。私、明日菜々ちゃんの代わりにステージに立ちます」
菜々『卯月ちゃん……ごめんなさい』
30: ◆SU.cErYd62[saga]
2017/01/08(日) 20:34:52.87 ID:vBgwTiTm0
文香「卯月さん、明日は安部さんの代わりに出ることにしたんですね」
卯月「……どうしよう」
文香「え?」
31: ◆SU.cErYd62[saga]
2017/01/08(日) 20:35:40.03 ID:vBgwTiTm0
文香「……私に考えがあります」
卯月「考え?」
32: ◆SU.cErYd62[saga]
2017/01/08(日) 20:36:19.80 ID:vBgwTiTm0
卯月「二都物語?どういう意味ですか?」
文香「今日私が卯月ちゃんに渡した本です。まだ読んでないんですか?」
咎めるような視線で文香ちゃんは私を見る
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