82: ◆SU.cErYd62[saga]
2017/01/08(日) 21:48:45.58 ID:vBgwTiTm0
文香『とにかく顔をあげて』
83: ◆SU.cErYd62[saga]
2017/01/08(日) 21:49:59.73 ID:vBgwTiTm0
プロデューサーさんが、そして文香ちゃんが言っていた言葉を思い出した。
そうだ、私は顔をあげなくちゃ!
私は俯きそうになる気持ちをぐっと押さえて前を見る。
84: ◆SU.cErYd62[saga]
2017/01/08(日) 21:50:33.50 ID:vBgwTiTm0
文香ちゃんだ。
85: ◆SU.cErYd62[saga]
2017/01/08(日) 21:51:30.42 ID:vBgwTiTm0
文香ちゃんは文字が書かれた大きな白い紙を私に見えるように掲げていた。
そこにはこう書かれている
『暗転後、下手にはけて歌を歌ってください』
86: ◆SU.cErYd62[saga]
2017/01/08(日) 21:52:00.32 ID:vBgwTiTm0
数秒後、ステージのライトが落ちる。
私は文香ちゃんの指示通りにステージ下手にはけ、そしてあの歌詞を口にする。
87: ◆SU.cErYd62[saga]
2017/01/08(日) 21:52:38.42 ID:vBgwTiTm0
卯月『その時空から不思議な光が 降りてきたのです』
客席2階、現在はカメラ席として使われているところに一筋の光が降りる。
88: ◆SU.cErYd62[saga]
2017/01/08(日) 21:53:09.57 ID:vBgwTiTm0
そこにはうさみみを付けた2人目の兎の姿があった。
89: ◆SU.cErYd62[saga]
2017/01/08(日) 21:54:06.40 ID:vBgwTiTm0
『あ、あれは誰だー!誰だー!誰なんだー!』
いったい誰だろう
90: ◆SU.cErYd62[saga]
2017/01/08(日) 21:55:53.89 ID:vBgwTiTm0
文香『おつかれさまです、卯月ちゃん。』
文香ちゃんがページをめくる
文香『今2階席で卯月ちゃんの代わりに踊っているのは誰だと思いますか?』
91: ◆SU.cErYd62[saga]
2017/01/08(日) 21:56:27.05 ID:vBgwTiTm0
文香ちゃんがページをめくる
文香『それは、ありすちゃんです』
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