過去ログ - フレデリカ「怪談ごっこ、その2」
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17: ◆TDuorh6/aM[saga]
2017/01/17(火) 19:10:59.77 ID:fhjwk1peO



撮影を終えて、そのままレッスンを受けたとある日。
家に着く頃は時計の針が両方頂点を指そうとしていて。
倒れ込む様に、私は布団に埋まりました。


初めての通しでのレッスンは、想像以上に厳しくて。
これをステージの上で笑顔でこなさなければいけないと思うと、怖くなってきました。
疲れて、もう足が動きそうにありません。
久しぶりに、おじいちゃんの声が聞きたくなりました。


ぶーん、ぶーん、ぶーん、と。
そんなタイミングで、丁度私に連絡が届きました。


やっぱり、おじいちゃんは全てわかりきっているのかもしれません。
急いで電話にでると…やはり、おじいちゃんでした。


「今帰宅したところか?お疲れ様、今日はかなり忙しかっただろ」


「はい…でも、頑張らないといけませんから。私の選んだ道ですし、支えてくれる人もいますから」


「辛くなったらすぐ頼れ。その為のプロデューサーなんだから」


それから少し長々と話し、夜もすっかり深くなってしまった頃。
おじいちゃんから元気を貰った私は、泥の様に眠りにつきました。




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