204: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/01/23(月) 16:56:47.33 ID:OnpW/7Ud0
朝雲は緊張し、顔を赤らめながら、中を覗く。
霞と朝潮が、甘く、甘く、抱き合っていた。
205: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/01/23(月) 16:57:30.21 ID:OnpW/7Ud0
朝潮が霞に微笑むと、霞も、朝潮に微笑み返した。
以前のぎくしゃくはもうどこかへ行ってしまった。
206: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/01/23(月) 16:58:23.94 ID:OnpW/7Ud0
***
翌朝、朝潮は朝食を早めに食べ終わらし、席を立つ。
207: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/01/23(月) 17:00:44.18 ID:OnpW/7Ud0
「本当だって! びっくりしたんだから!
朝潮お姉さんが、霞の頭を撫でて、霞はお姉ちゃんお姉ちゃんって」
朝雲が身振りをつけながら、興奮気味に、しかし小声で話す。
208: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/01/23(月) 17:01:23.54 ID:OnpW/7Ud0
「本当だってば! なら、今から確かめればいいじゃない!」
「いや・・・それはちょっと・・・」
209: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/01/23(月) 17:01:52.74 ID:OnpW/7Ud0
「三日月、どうしたんだ? 席を立って」
「今日の霞さんの遠征の代わりをどうするか、司令官に相談するのを忘れていて。
お先に、失礼します」
210: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/01/23(月) 17:02:50.75 ID:OnpW/7Ud0
「ああ・・・すまん、忘れていた」
「いえ。私も昨日言っていれば」
211: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/01/23(月) 17:03:16.84 ID:OnpW/7Ud0
「お姉ちゃん、今日は一緒?」
「うん。今日は、日課が終わったら何もないの。ずっと、霞のそばに居るわよ」
212: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/01/23(月) 17:03:46.12 ID:OnpW/7Ud0
「朝潮、失礼する」
提督は、個室のドアを開けて、入ってきた。
213: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/01/23(月) 17:04:17.62 ID:OnpW/7Ud0
「あ、司令官」
朝潮は、床に置かれたリレンザを袋に戻しながら立ち上がり、提督の前に立った。
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