426: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/02/18(土) 22:46:37.83 ID:AHr53rOv0
「朝潮姉、起きているかな〜・・・」
「・・・まあ、朝潮姉のことだから、仮に寝ていたとしても、お昼くらいには起きているでしょう。
ったく、何で今日に限って、演習なんか!」
427: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/02/18(土) 22:47:31.01 ID:AHr53rOv0
「大丈夫よ山雲! 朝潮姉は、きっとわかってくれるわ」
「でも、満潮姉が止めに入ったりとか・・・」
428: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/02/18(土) 22:48:00.31 ID:AHr53rOv0
「おかえり、演習お疲れ様」
「朝潮姉、眠くないの?」
429: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/02/18(土) 22:48:28.83 ID:AHr53rOv0
「朝潮姉、ちょっと、お願いがあるの・・・」
「うん。私にできることなら、何でも言ってちょうだい」
430: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/02/18(土) 22:52:50.11 ID:AHr53rOv0
「お姉さん、我儘なのはわかっているけど、お金をください。
私と朝雲姉の持ち分じゃ、とてもやっていけなくて・・・
種買ったり、肥料買ったり、どうしても色々とお金が必要なの。
おねがいします。成果も出せるかわからないけど、お願いします・・・」
431: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/02/18(土) 22:53:17.23 ID:AHr53rOv0
「山雲、頭上げて」
朝潮はその束を、山雲に渡した。山雲はそれに、目を丸くする。
432: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/02/18(土) 22:53:59.78 ID:AHr53rOv0
「・・・ありがとう、朝潮姉。ありがとう」
しばらく、2人は抱き合っていた。そして、ゆっくりと、2人は離れる。
433: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/02/18(土) 22:58:29.27 ID:AHr53rOv0
満潮が加わり、メンバーは3人。部屋を出て、空き部屋へと向かう。
朝潮はそんな妹達の背中を誇らしげに見ていた。
434: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/02/18(土) 22:58:58.16 ID:AHr53rOv0
「そしてねぇ〜、これから野菜の種を買いに行くの〜。
でも、街に出たことがないから、ちょっとねぇ〜・・・満潮姉、何か知ってる?」
「街になんて、出ないほうが良いですよ!」
435: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/02/18(土) 22:59:46.50 ID:AHr53rOv0
「こんなところでやっていたんですね。探しましたよ」
「あなたは、え〜と〜・・・」
436: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/02/18(土) 23:00:24.74 ID:AHr53rOv0
漣はネットショッピングで購入することを勧めた。
鎮守府は娑婆から離れているため、街に出て買い物するには非常に都合が悪い。
562Res/249.96 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。