496: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/02/19(日) 14:11:45.98 ID:ZIrYiIaw0
提督は、北上の背中をさするのを、静かにやめた。北上は静かに立ち上がった。
そしてゆっくりと、寝室を出て、「失礼しました」と言って、礼儀正しく、執務室から出て行った。
執務室から出た北上は、背筋を伸ばし、堂々と歩く。
その様子を影から、青葉は見ていた。秘書艦は大変だなと、思った。
そして自分の秘書艦時代を思い出し、懐古しながら、再び鎮守府をふらついた。
北上と提督の関係は、誰も、気がつくことがなかった。
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