過去ログ - 朝潮ちゃんと北上さん
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499: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/02/19(日) 14:12:50.60 ID:ZIrYiIaw0

 北上は赤面させ、満面の笑みで、頷いた。提督も笑顔で返した。

 そして出撃後の報告をし、執務室を後にする。

以下略



500: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/02/19(日) 14:13:30.44 ID:ZIrYiIaw0

 何を食べようかと上機嫌で考えているところに、

 目の前から、うつむき加減に歩く朝潮と出会う。

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501: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/02/19(日) 14:14:12.23 ID:ZIrYiIaw0

 気持ちの良い挨拶だと、北上は感じた。また、ドキリとした。

 そして朝潮を、昼食に誘ってみた。元々、駆逐艦は、好きではなかった。

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502: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/02/19(日) 14:14:57.84 ID:ZIrYiIaw0

「良ければ、これから一緒にお昼食べない?」

「あ、はい。私で良ければ」

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503: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/02/19(日) 14:15:27.88 ID:ZIrYiIaw0

「・・・ごめんなさい、もう、お腹が苦しくて・・・」

「ああ、ごめんね、朝潮ちゃん。・・・じゃあ、残りはあたしが食べるよ!」

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504: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/02/19(日) 14:15:57.97 ID:ZIrYiIaw0

 北上は淡々と、親子丼を食べた。

 その日を境に、朝潮と北上は仲良くなった。朝潮の練度が上がり、任務も一緒に受けるようになった。

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505: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/02/19(日) 14:16:27.86 ID:ZIrYiIaw0

**
***

 北上は鎮守府の廊下を歩いていた。出撃を終え、これから昼食を取ろうとしていた。
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506: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/02/19(日) 14:17:29.30 ID:ZIrYiIaw0

 北上は手を洗い、鳳翔から指示を受け、おにぎりを手際よく作る。

 その手際の良さに、朝潮は驚いた。鳳翔はニコニコしながら、それを見ていた。

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507: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/02/19(日) 14:18:05.89 ID:ZIrYiIaw0

「鳳翔さん、疲れていませんか?」

「はい? ・・・特には、感じませんが。まだ、お昼前ですし」

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508: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/02/19(日) 14:18:43.19 ID:ZIrYiIaw0

 ちょうどその時、食堂に三日月が現れた。朝潮を見るなり、スタスタと駆け寄る。

 北上はまずいと思った。そして直ちに声をかける。

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509: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/02/19(日) 14:19:13.38 ID:ZIrYiIaw0

「北上さん、ありがとうございました」

「じゃあ、またねー」

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