93: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/01/18(水) 23:05:19.49 ID:+hjMgpbx0
そこでふと、朝潮は気づいた。満潮は、これを一人で食べるのだ。
朝潮は今、妹の笑顔を見ながら、食べている。もし、一人で食べていたなら・・・
朝潮は立ち上がり、間宮に事情を話し、アイスをひとつ貰う。満潮の分である。
「あら、朝潮。どこに行くの?」
アイスを食べて上機嫌の霞が問いかける。
朝潮のことだから、勝手にお代わりをしているわけではないと思った。
「満潮のもとに、アイスを届けてくるわ。食べ終わったら、先に戻って」
朝潮はそれだけ言って、自分の分と満潮の分、2つを手に持ち、ドッグへ行く。
満潮がそれを望んでいるかはわからない。
でも、こうすることが最善だと、朝潮は思ったのだ。
***
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