過去ログ - 千歌「会ってみたいのっ! 伝説のポケモンマスター、高坂穂乃果さんに!」
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17:名無しNIPPER[saga]
2017/01/10(火) 14:30:40.56 ID:pqQzyHrU0

 ぱち、ぱち、と瞬きを何度かする千歌の目線の先には、四角いポケモンバトル用のコートが広がっている。千歌達が入ってきた場所を頂点として、傾斜になっており、自然とバトルコートに視線が向くような作りになっていた。加えて辺りは薄暗く、しかしバトルコートは照明で照らされている。前の方に行けば行くほど人の波が形成されており、その異様な光景に、ふたりはぽかんと口を開けてしまう。


曜「なに、これ?」

「きまったぁぁ!!!」

 野太い男の声が、スピーカーから鳴り響いた。少し上に目を向ければ大きなスクリーンが用意されており、バトルコートの様子を映し出している。先ほどから忙しなく聞こえている男の声は、実況か何かだろう。


千歌「――バトル、してる!!」


 バトルコートの両端には人がいて、中央付近では二体のポケモンが凌ぎを削りあっていた。

「ゴーリキー! ばくれつパンチ!」


にこ「エルフーン! ムーンフォースよ!!」


 千歌と曜は知っていた。ここ、ゲンカンタウンジムリーダー、矢澤にこのことを。


 二つに結い上げられた髪の毛を揺らし、自信を持ったジムリーダーの声がスピーカーを通じて会場内に木霊する。


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