過去ログ - 千歌「会ってみたいのっ! 伝説のポケモンマスター、高坂穂乃果さんに!」
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93:名無しNIPPER
2017/01/14(土) 06:21:59.04 ID:ax0RzxbKO
 その間にも聖良の言葉は続く。


聖良「そうですね、アチャモを渡して頂ければ……あの友達は見逃してもいいですよ」


千歌「え……そ、そんな……」

曜「だめだよ千歌ちゃんっ!!」


 叫び、ようやく立ち上がる曜。しかし理亞がそれを許さない。


理亞「黙ってて」


 ごんっと頰に鈍痛。理亞が拳を叩きつけて、再び曜は地面に突っ伏すことになってしまう。無情に――そのままローファーの、爪先を曜の顔面に向けて振り抜く。


曜「が、っぁ……」


 蹴り上げられた顔面、血の味で染まっていく口内に、どくどくと鼻血が溢れて来ているのが自分でもわかった。未だかつて経験したことのない、本物の、容赦ない暴力。


 理亞は歪んだ笑みを浮かべながら倒れる曜を覗き込むようにしゃがみ込み、右腕で曜の頰を地面に押し付ける。血の味に加えて土が入り込む口内、薄れていく意識を繋ぎ止めて、それでも見据えるは親友の安否。


千歌「曜ちゃんっ!!!」


 曜の方を叫ぶ千歌。


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