過去ログ - 市原仁奈「はじめてのおしょくじ」
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24: ◆8ozqV8dCI2[saga]
2017/01/11(水) 00:09:55.63 ID:IawHk9qv0
うさぎ少女の、仁奈の家についた。

ついたが。

「……」
以下略



25: ◆8ozqV8dCI2[saga]
2017/01/11(水) 00:11:04.06 ID:IawHk9qv0
少女はおずおずと尋ねる。

「また、来てもいい、ですか?」

「ああ。親父もリピーターは喜ぶだろうよ」
以下略



26: ◆8ozqV8dCI2[saga]
2017/01/11(水) 00:13:06.56 ID:IawHk9qv0
「うーむ、それは」

「ごめんなさい……だめ、ですよね……」

「いや、大丈夫だ。また食べような」
以下略



27: ◆8ozqV8dCI2[saga]
2017/01/11(水) 00:15:37.66 ID:IawHk9qv0
「おにーさん!おにーさん!起きてくだせー!」

ゆさゆさと、体を誰かに揺さぶられている。

ああ、これは仁奈だな。
以下略



28: ◆8ozqV8dCI2[saga]
2017/01/11(水) 00:20:07.70 ID:IawHk9qv0
何度一緒に歩いたかわからない仁奈の家への道を、今夜も歩く。

元気な歌を歌いながら隣を歩く仁奈からは、もう一年前のおどおどとした雰囲気はない。

出会った日から、仁奈は両親が仕事で忙しい時は基本的にウチで夕食を食べている。
以下略



29: ◆8ozqV8dCI2[saga]
2017/01/11(水) 00:21:56.85 ID:IawHk9qv0
いや、正確にはアイドル的存在だった、だろう。

なにせ仁奈の人気はその程度では収まらなかったのだから。

「おにーさん、明日は事務所のおねーさんたちとご飯食べる約束したから、夕ご飯はいらねーでごぜーます」
以下略



30: ◆8ozqV8dCI2[saga]
2017/01/11(水) 00:23:06.38 ID:IawHk9qv0
事務所には同年代の友達がいっぱいいること。

優しいお姉さんたちもいること。

プロデューサーはパパみたいだということ。
以下略



31: ◆8ozqV8dCI2[saga]
2017/01/11(水) 00:24:26.81 ID:IawHk9qv0
アイドルの仕事や友達との約束もあって、仁奈がウチで夕食を食べる頻度も減ってきた。

隣で歩く仁奈を見る。

変な夢を見たせいだろうか。
以下略



32: ◆8ozqV8dCI2[saga]
2017/01/11(水) 00:26:59.61 ID:IawHk9qv0
仁奈の家の前で、別れ際に聞いてみた。

「仁奈、毎日楽しいか?」

これはただの確認だ。
以下略



33: ◆8ozqV8dCI2[sage]
2017/01/11(水) 00:27:33.48 ID:IawHk9qv0
以上です。


34:名無しNIPPER[sage]
2017/01/11(水) 00:30:00.53 ID:RshXvnWfo
これはいいものだ


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