過去ログ - 五十鈴華「流されることのない、わたくしの汚穢」
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19:名無しNIPPER[saga]
2017/01/13(金) 22:09:34.95 ID:uefm+U0co
わたくしは頭を振りました。

ありえないですわ。
上からにしろ、下からにしろ、出したものを戻すなど、無理に決まっています。

――けれど、くちからなら?

ダメです。そんなことできるわけがありません。

――じぶんのものなら、たべるのにそこまで、ていこうがないのでは?

何かに操られるように、わたくしは閉じた便座を開けました。
水が後光のように輝いています。

これを体の中に戻す?

お昼は既に頂きました。これ以上摂取する必要は全くありません。
この超重戦車がわたくしの体内に進軍したところで、入り込める余地はどこにもないはず。

――だしたのだから、はいるはずですわ。

何秒、それを見下ろしていたのか。
気が付けばわたくしの手は便座のほうへ伸び始めていた。

「華さん! ここを開けて!!」

みほさんの悲鳴に近い呼びかけ。
きっとみほさんなら一切の迷いなく扉を破壊することでしょう。
仲間のためならその身すらも投げ出すのですから。


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