4: ◆WbIzH9j2h9Y5[saga]
2017/01/14(土) 18:20:54.64 ID:SqBq/YwA0
にこ「何でいっつも、にこはこうなのよ……」
小さく呟く。
自分から電話を掛けたいけど、にこの意地っ張りな気持ちが行動に移させない。
5: ◆WbIzH9j2h9Y5[saga]
2017/01/14(土) 18:21:24.07 ID:SqBq/YwA0
街には溢れんばかりの人がいて、当然カップルなんかもたくさんいる。
そんな街を、大分長い間1人で歩いた。
陽が傾いてきた今も、まだ1人で歩いていく。
6: ◆WbIzH9j2h9Y5[saga]
2017/01/14(土) 18:21:58.23 ID:SqBq/YwA0
にこ「真姫…会いたい……」
涙が流れてくる。
本当は会いたい気持ちでいっぱいなのに、全然素直になれなくて。
7: ◆WbIzH9j2h9Y5[saga]
2017/01/14(土) 18:22:25.97 ID:SqBq/YwA0
歩いていたはずのにこの足は、いつの間にか走り出していて、「早く早く」と、あの場所へとにこを急かす。
いつもレッスンをこなしてるにこでも、流石に疲れてきた。
それに今年は特に寒い冬だって、ニュースでも言ってた。
8: ◆WbIzH9j2h9Y5[saga]
2017/01/14(土) 18:23:13.89 ID:SqBq/YwA0
にこ「ハァハァ……着いた」
本降りになった雪に身体を冷やしながら、真姫に会える、そんな予感を信じて待つ。
ふと、耳を澄ますと、ザッザッという、積もった雪を踏みしめて、にこと同じように息を切らしながら、真っ直ぐ公園に向かって走ってくる足音がする。
9: ◆WbIzH9j2h9Y5[saga]
2017/01/14(土) 18:23:42.88 ID:SqBq/YwA0
真姫「にこちゃん!!」
やっぱり、この場所はにこたちの……2人の場所なんだ。
この場所に真姫は来てくれたんだ。
10: ◆WbIzH9j2h9Y5[saga]
2017/01/14(土) 18:24:16.01 ID:SqBq/YwA0
にこの方が意地っ張りなのかもしれない。なんて思いながら、にこたちはもう一度キスをする。
今度は、さっきより深く、お互いを感じるキスを。
にこ「んぅっ…はぁっ……。会いたかった」
11: ◆WbIzH9j2h9Y5[saga]
2017/01/14(土) 18:25:24.09 ID:SqBq/YwA0
真姫「にこちゃん、ほっぺ冷たいのね」
にこ「ずっと外にいたからね」
真姫「暖まる場所、行く?」
12: ◆WbIzH9j2h9Y5[saga]
2017/01/14(土) 18:28:12.96 ID:SqBq/YwA0
以上です。
本当に短かかった……。
関係ない?ですが、久々に3日にラブライブの映画を見て、号泣しました。
13:名無しNIPPER[sage]
2017/01/14(土) 18:30:17.79 ID:DuYHusM70
つまんね
14:名無しNIPPER[sage]
2017/01/15(日) 00:51:34.49 ID:Ki7aG/WTo
絵里はでません
これいる?
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