過去ログ - 俺の書いた小説に感想をくれ!!安価取るかも
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24:名無しNIPPER[saga]
2017/01/15(日) 00:07:42.87 ID:k3tcbien0


「「え?」」

まるで映し鏡のように同様の反応を見せる猫耳娘と悟。

余りに予想外だった犯人の容姿に撲殺を躊躇した悟はなんとか踏み止まる事に成功し、思い切りフルスイングした棒切れはすんでのところで彼女の前髪を掠めるに留まった。
ヒットする事なく振り上げ地点から180度程の弧を描きようやく静止させる事ができた右腕に、安堵の息を吐いた悟であったが

ブオオーーッ!

「へ?」

突如『棒切れの先端から巻き起こった風』が彼女のスカートを持ち上げ、下腹部より少し下と胸部の布切れを露わにしてしまう。

……非常に女の子らしく、可愛らしい苺のプリントを目に焼き付けて

「(Cぐらいかな)」

モニター越しにしか見た事はなかったが適当な目算を付け、魔法のアルファベットを思い浮かべていた悟は目にする。

ーー捲り上がっていた白のスカートが降りてくるにつれて露わになっていく彼女の隠れていた顔を。

笑顔だった。
凄く笑顔だった
凄くニコニコしていた事が印象的だった。


パチーーン!!


ーーそれはビンタがが頬にめり込む音だった。まあ、拳じゃなかっただけマシと言えようか。

“数m跳んだ悟”は柱に頭をぶつけた。

「(また口ん中噛んじまったじゃねえか……)」

悟の意識は途絶えた。




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