過去ログ - 西住みほ「優花里さんに首輪をつけてもらったら大変なことになりました」
1- 20
13:名無しNIPPER[saga]
2017/01/17(火) 22:08:16.07 ID:uVTtUoYmo
夜分にもかかわらず優花里さんのご家族は私を快く迎え入れてくれました。
優花里さんと同様に、とても優しいです。

「これです」

優花里さんの部屋にある棚に飾られていた首輪。
やっぱり似ている。あのボコの首輪に。

「すこしだけ借りてもいいかな?」

「はい。どうぞ」

首輪を手にして今日購入したボコのぬいぐるみに合わせてみる。
けれど、首輪は人間につけるためのもの。ぬいぐるみには到底合うはずもなく、ボコが簡単に輪をくぐってしまう。
これでは新作ボコに近づかない。

「やはり、あのボコが気になるんですね」

優花里さんに気を遣わせている。そんなことは分かっているのに、けれどどうしても誤魔化せなかった。
やっぱりどうしてもあのボコが欲しい。

「あの、気休めにもなるかは分かりませんが、ちょっと待っていてください」

そういって優花里さんが部屋を出て行き、5分もしないうちに戻ってきた。

「さぁ、西住殿。右腕と左足、それからお腹に頭を包帯で巻いてください」

何をしたいのか、すぐに察した。
優花里さんは私のためにボコになろうとしている。
大切な友達をボコにするなんて……。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
34Res/31.10 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice