過去ログ - ほむら「真夏のオリオン」
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136: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/23(月) 00:46:19.44 ID:UYIak1r5o
さやかは口ではそう言うものの、顔は依然とニヤニヤニタニタと大したことはあると言っていて

これ以上何も聞いてくれるなと睨みつけるも、平気な顔で警告を跳ね除けて私の中に踏み込んだ

さやか「そういや、あんたたち服が変わってるけど…何かあったの?」
以下略



137: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/23(月) 00:47:14.51 ID:UYIak1r5o
ほむら「えぇ。じゃあ、この話はこれでおしまい」

そう言い放つと、もう何も話したくないという意思表示に頬杖をついてテーブルに視線を落とす

横目でさやかを見ると、何か言いたげな顔をしていたがすぐに諦めて隣のマミと何やら話し始めた
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138: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/23(月) 00:49:22.37 ID:UYIak1r5o
詢子「えー、キャンプを満喫中の皆さんに嬉しいお知らせと…人によっては悲しいお知らせがあります」

詢子「まず嬉しいお知らせ。今日の夕飯はみんな大好きバーベキューだよ」

さやか「うっそ!?マジですか!」
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139: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/23(月) 00:50:06.31 ID:UYIak1r5o
まどか「ママ、もうひとつの…悲しいお知らせって何?」

詢子「ん、あぁ……。その、今日の寝場所なんだけど…アレになります」

まどか「え……?あれって……」
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140: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/23(月) 00:51:06.86 ID:UYIak1r5o
さやか「テント!杏子、テントだって、テント!」

杏子「なー!立派な別荘だから中で寝るのもいいけどさ、やっぱキャンプって言ったらテントだよな!」

さやか「うひょー!何かテンション上がってきたぁー!」
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141: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/23(月) 00:51:40.16 ID:UYIak1r5o
詢子「ま、それはそれとして。今は楽しいバーベキューを始めようじゃないか」

まどか「う、うん。これ、もう焼いていいの?」

詢子「あぁ。どんどん焼いてじゃんじゃん食べなー」
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142: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/23(月) 00:52:19.16 ID:UYIak1r5o
ほむら「……これ、こんなに乗せていいものなの?溢れそうだけど」

さやか「いーのいーの。キャンプで細かいこと気にしちゃダメだよ」

杏子「そーそー。こういうのは楽しんだもの勝ちだからな」
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143: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/23(月) 00:53:35.56 ID:UYIak1r5o
マミ「網いっぱいに乗ってたはずなのに、食べだしたらあっという間だったわね……」

さやか「ですね。んじゃ、追加乗せまーす!」

マミ「じゃあ、美樹さんはお肉をお願い。私は野菜をやるわ」
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144: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/23(月) 00:54:10.73 ID:UYIak1r5o
ぎゃあぎゃあと騒いでいるさやかと杏子を呆れながら眺め、短く息を吐く

それから、視線をバーベキューへと移す。隣でマミがうきうきしながら焼けるのを待っていた

赤々と燃える炭火をぼんやり見つめていると、昼食時より距離の近いまどかに声をかけられる
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145: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/23(月) 00:54:40.27 ID:UYIak1r5o
ほむら「とても…とても、楽しかったわ」

まどか「……そっか」

ほむら「でも、どうして?」
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146: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/23(月) 00:55:38.60 ID:UYIak1r5o
まどか「そんな、気にかけるだなんて。わたしはただ、ほむらちゃんにも楽しんでもらいたくて……」

私の言葉を受けたまどかは、照れたように顔を赤くして鼻を掻く

夕闇の中、炭火の炎に照らされたまどかのその仕草が私にはとても魅力的に映り、鼓動のギアがひとつ上がった
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