186: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/24(火) 01:02:53.59 ID:AHbnpA6mo
ほむら「難しく考えず、私が何を思っているのか、何が言いたいのか……」
マミの回答を受けて改めて考え直してみたが、問題は何ひとつ解決していない
作り話として提示した、抱き着くならあの答えで十分なのだが、私の場合はそれとは比較にならない程のもので
どうしてまどかは私に対してあんな…かなりいかがわしいようなことをしたのか
ふと、まさか本当に私を意識させた結果なのかと一瞬思ったが、いくらなんでもそれは自惚れが過ぎるというもの
そうなると、やはり行動の理由がわからず悶々と思案に耽る。空いている左手を下腹部にやると、未だじんじんとしている気がした
それにもし行動理由がわかったとしても、まず有り得ない両想いでないのなら私の方から何かすることもできない
忘れかけていたが、私とまどかは女同士。普通じゃないそれを伝えて友達ですらいられなくなると思うと身が竦む
だけど、これ以上自分を友達と偽るのも限界だった。膨れに膨れたまどかへの想いは抑えきれないくらいに大きくなって
膨れ上がった想いのせいで感じる閉塞感。心の奥から何かがこみあげてズキズキと胸が痛み、僅かに涙が滲む
心を鎮めようと簡易テーブルにあったマシュマロを鉄串に刺して火にかけてみるも、近づけすぎたのかボッと火が点く
慌てて火を吹き消すと、真っ黒焦げのマシュマロが焼きあがると同時に背後からあの子の声が私の頭と心を揺らした
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