197: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/24(火) 01:12:09.43 ID:AHbnpA6mo
ほむら「辛かったら、辛いと言って頂戴。私がなんとかするから」
まどか「あ、あはは……。そう言ってくれると助かるよ」
まどか「……でも、確かに体は疲れるんだけど気持ちは全然平気なんだ。だから、大丈夫」
まどか「きっと…こんな時間にほむらちゃんと抜け出してわくわくしてるのかも」
ほむら「そ、そう……」
まどか「……ほむらちゃん。手、繋いでくれる?」
ほむら「……勿論」
本来なら足元がよく見えない不安定なこの場所で手を繋ぐのは危ないのだろうが、断るわけにもいかずまどかの手を取る
手を繋いだことで私の隣を歩く、懐中電灯の光で薄ぼんやりと見えるまどかの顔は照れたように笑っていた
隣で少し息を切らしている想い人を気遣いながら歩いていると、はっきりと視認できないが、開けた場所に出たような気配
懐中電灯を向け、目を凝らすと私たちが腰を下ろしたあの巨木が目に映り、ようやく広場に辿り着いたと息をつく
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