224: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/25(水) 00:55:30.60 ID:2Rp7Up5uo
まどか「……あのときはわからなかったんだけど、わたしが急に泣き出しちゃったのは」
まどか「きっと、ほむらちゃんのことが好きだからなんだと思うんだ……」
今日何度目かの好きという言葉。意味が違うとわかっていても、まどかに言われると胸が高鳴る
ただ、それがどうして泣いてしまった理由になるのかがわからず、私は聞き返す
ほむら「……それはどういうことかしら?」
まどか「えっと…ちょっとだけ時間、くれないかな。まだ頭とかこんがらがっちゃってて」
ほむら「えぇ。気持ちがまとまるまで、ここで待ってるわ」
そう言うと、まどかは視線をここじゃないどこかへと向け、膝を抱えて小さくなる
私は満天の星空に輝く織姫と彦星を眺めたり、オリオンのような三つ星がないか探したりするものの
隣で思案中のまどかが気になってしまい、眠ってしまいそうなぼんやりとした横顔にちらちらと視線を送る
それからしばらくして、合点のいく答えに辿り着いたらしいまどかが何故か耳まで赤くした顔を上げた
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