7: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/18(水) 00:48:41.95 ID:oAox/8gyo
まどか「……ほむらちゃんは、本当に予定とかやりたいことって、ないの?」
ほむら「そうね……」
もう1度深く考えてみるも、やはり何も浮かんできてはくれなかった
8: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/18(水) 00:49:11.46 ID:oAox/8gyo
まどか「えへへ、ほむらちゃんにそう言ってもらえると嬉しいな」
ほむら「別に、思いついたことをそのまま言っただけで」
まどか「そうだとしても…嬉しいよ」
9: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/18(水) 00:49:48.59 ID:oAox/8gyo
まどか「さやかちゃん、ずいぶんと話し込んでたね」
じりじりと照りつける太陽の下、まどかと2人きりの家路を歩く
知ってか知らずか、2人きりの帰り道にしてくれたさやかに対して、少しだけ感謝した
10: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/18(水) 00:50:19.29 ID:oAox/8gyo
まどか「……ほむらちゃんは、誰かに恋をしてたり…憧れたりしない?」
ほむら「え……?」
まどかが口にしたのは、彼女にしては少し珍しい恋の話だった
11: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/18(水) 00:50:49.96 ID:oAox/8gyo
ほむら「ふふっ、秘密よ。ただ、今はまどかと一緒にいることの方が楽しいから」
まどか「ほむらちゃんはそれでいいの?」
ほむら「えぇ。だって、私は……」
12: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/18(水) 00:51:33.83 ID:oAox/8gyo
ほむら「私だけに答えさせるのはずるいじゃない」
まどか「そ、それもそうだね。でも、わたしかぁ……」
まどかは頭を右に左に傾げながらああでもないこうでもないと思案する
13: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/18(水) 00:52:19.78 ID:oAox/8gyo
ほむら「……そんなこと、ないと思うわ。きっとまどかのこと、好きだと言ってくれる人がいるはずよ」
まどか「あはは…だと、いいんだけど。それに、そう言われても困っちゃうよ」
困るというまどかの言葉を聞いて、心に感じるほんの僅かな圧迫感
14: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/18(水) 00:52:58.76 ID:oAox/8gyo
まどかの言葉の意味を理解し、それと同時に息を吐く
もしそうであったなら、なんて考えてしまったけれどひとまずは安心できる答えのようだ
本当はもうひとつ聞きたいことがあるのだが、今の私にそれを問えるだけの勇気はなかった
15: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/18(水) 00:53:33.28 ID:oAox/8gyo
ほむら「まどか?」
まどか「あっ…ご、ごめんね。ちょっと考え事してて」
ほむら「考え事?」
16: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/18(水) 00:54:05.46 ID:oAox/8gyo
まどか「……だったら、夏休みも一緒に出かけたり宿題やったりしたらいいんじゃないかな」
まどか「それなら夏休み中でも結構会えると思うし。どうかな?」
まどかが提案してきたのは、夏休み中も一緒に過ごそうというものだった
270Res/178.89 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。