過去ログ - 伊織「夫婦を越えていけ」
1- 20
6:名無しNIPPER[sage]
2017/01/20(金) 02:17:59.92 ID:NKOR2HtY0
しかし、よ。
思いつかないものは思いつかないんだし、そしてそこを妥協するのもなんか違う気がする。
なので、私の返事はいつも決まって「ごめんなさい」であった。
そうして普通の人なら折り合いをつけて生きていくところを生来からのそれで逃し続けて未だに私は独り身なのだ。
お寒い話である。
そんな寂しい私を、冷たい夜風が容赦なく吹き飛ばそうとする。
明日は冷えることだろうし、なんなら今日の夜も寒くなることは間違いないだろう。
もう一枚毛布出してもらおうかと、長年勝手に居ついた同居人の顔を思い浮かべる。
独り身と言ったくせに同居人がいるとは、私のちょっと爛れた生活を思い浮かべた人たちはとりあえず正座してちょうだいな。
あいつはね、そういうやつじゃないもの。
あいつは、女の子だものね。
……いや同い年だから女の子って歳でもないか。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
26Res/15.76 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice