過去ログ - 晶葉「できたぞ助手! アイドルの言葉が伏字になるスイッチだ!
1- 20
5:名無しNIPPER[sage saga]
2017/01/20(金) 10:52:38.78 ID:Wu2L0nBQ0
拓海「……で、どうすんだ。買い替えるのか?」

P「かなり迷ってる」

拓海「男らしくねえなぁ。スパッと決めろよ。買うのか買わないのか」

P「よし、決めた。今日は買わない。拓海は?」

拓海「ああ。アタシも決めた。これにする」

P「えっ?」

夏樹「お?」

李衣菜「は?」

拓海「なんだよ、揃いも揃ってがん首並べやがって」

李衣菜「いや、それ、プロデューサーさんのほしいヤツだよね?」

拓海「それがなんだよ」

夏樹「……ああ、なるほど。そういうことか、拓海。やるじゃん」

拓海「おいコラ夏樹。したり顔でうなずいてんじゃねえぞテメェ」

李衣菜「え、どういうこと?」

夏樹「拓海がこれを買って、プロデューサーさんにプレゼントする。そしてプロデューサーさんは、自分の〇ンポを拓海にプレゼントする」

拓海「説明すんな夏樹ィ! 黙らせるぞゴラァ!」

李衣菜「あー、その手があったかー。しまったなー。あ、でもたくみん、さんざん高いとか言って渋っておいて、プロデューサーさんへのプレゼントにはポンと出せちゃうんだね。なんでかなー?」

拓海「……李衣菜、あとで絶対ぶっ飛ばすからな。覚えてろよ?」

P「いいのか、拓海」

拓海「あ、当たり前だろ。これはアタシなりの、まあ、ケジメみたいなもんだ。口じゃあ言いづらいからよ……形にするだけだ」

夏樹(素直になればいいのに)

李衣菜(ありがとうも言えないたくみん、イイと思います!)

P「いや、けど、オンボロだぞ? 拓海は普通の女の子だから知らないかもしれないけど、錬金術の原則は等価交換なんだぞ?」

拓海「うるせぇ。ワケわかんねえことガタガタいうな。アンタは新しいヤツが欲しい。アタシは〇ンポが欲しい。それでいいだろ。つーか、アンタのお古、ちゃんと部屋まで持って来いよ? ついでに、昔聞いてたCDも何枚か貸せ。いいか、今日中だぞ? わかったか?」

李衣菜「おお、今日のたくみんは攻めるなぁ。お部屋に招待して、プロデューサーの愛用の〇ンポで昔のCDを一緒に聞いて、青春時代の思い出を根掘り葉掘り聞いて――」

夏樹「話題は昔の恋人に。悲しい失恋。不器用な慰めの言葉。二人きりの部屋。流れ始めるラブソング。見つめ合うアイドルとプロデューサー。心を許し合う二人に何も起きないはずがなく――」

拓海「起きるわけねぇだろ笑ってんじゃねえぞ! あ、逃げんな! コラ、待てやァ! ……クソッ、二人とも逃げやがった。まあいい、あんなヤツらもう知らねー。オイ、さっさと買って帰るぞ、プロデューサー」

P「あ、ああ。でも、本当にいいのか、拓海」

拓海「何度も言わせんな。アタシは……プロデューサーの〇ンポが、欲しいんだよ」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
15Res/21.67 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice