過去ログ - 晶葉「できたぞ助手! アイドルの言葉が伏字になるスイッチだ!
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6:名無しNIPPER[sage saga]
2017/01/20(金) 10:54:31.66 ID:Wu2L0nBQ0
P「鋼の自制心が音を立てて崩れる音を聞いた。だが何も起こらない。どれだけ拓海がかわいくても、二度と魔剣アイオライトブルーを目覚めさせてはならないのだ……さて、分身にコンポを取りに行かせたし、そろそろお腹も空いたし、遅めのお昼でも――」

藍子「あら、プロデューサーさん」

P(あー、やっべー。いま一番やっべーアイドルきちゃったわー)

藍子「?」

P(このスイッチを手に入れた瞬間、最初に思い浮かんだけど自分からは絶対に会いに行くまいと誓ったのに、仕方ないよね。だって向こうから来たんだもん。不可抗力だよ不可抗力。ぼくはがんばった。だから許される。つまりこれはフェイト。この禁断のスイッチが下したグランドオーダー)

藍子「どうしたんですか、プロデューサーさん」

P「藍子、実はとある企画を考えてるんだが……協力してくれるか?」

藍子「はい、なんでしょう?」

P「今、藍子がひたすら散歩するだけの番組の企画を立ててるんだが、タイトルコールをどうしようか迷っててな。とりあえず、このスマホをカメラだと思ってやってみないか?」

藍子「はい、わかりました。どうすればいいですか?」

P「うん。じゃあちょっと言ってみてくれるか。お散歩アイドル高森藍子の、お散歩大好き。今日は渋谷公園からお散歩の生中継です」

藍子「お〇んぽアイドル高森藍子の、お〇んぽ大好き。今日は渋谷公園から、お〇んぽのナマ中継です♪」

P「ああああああああああああああ鼻から特濃牛乳出りゅぅぅぅううううう!!!」


  ――数日後


P「――以上が新番組の概要です。基本的には高森が一人で日本各地の絶景スポットをゆるゆるふわふわお散歩するだけですが、騒がしい番組が多い昨今にはちょうど良い清涼剤となるかと。どうでしょう、社長、ご一考いただけますかね?」

社長「キミねえ、こういうのはねえ、あのねえ……」

P「ちなみにセル版だと高森に本田と日野の三人でタイトルコールします」

社長「……僕のところに根回しに来るくらいなんだから、もちろん、そっちの映像もあるんだよね?」

P「こちらです。どうぞ」

ポジパ『ポジティブパッションでお送りする、お〇んぽ大好き! 今日は三人でお〇んぽしますっ!』

社長「……あー、だめだめ。これは僕のパッションがポジティブになってしまいます」

P「お元気そうで何よりです、社長」

社長「これは元気にならざるを得ないでしょう。……でも、そうだね。日本のみんなが、この番組で元気になってくれたらいいね」

P「大丈夫です。ちなみに番組が好評でしたら、こちらの企画を通したいのですが」

卯月『島村卯月! 元気チ〇コ、頬張ります♪』

社長「……うん。チョコレートか。それで、どこに持ってくの?」

P「Mage製菓ですけど」

社長「君は本当に怖いもの知らずだね」

P「ハハッ、大企業に超一流の土下座営業を見せてやりますよ」

社長「君の土下座四十八手は芸能界でも大好評だけどね……一般の企業に通じるかなあ」

P「土下座は人間の良識です。通用しない人間はサイコパスとジャンキーと首狩り族だけですよ、社長」

社長「まるで試したことがあるかのような物言いに、一抹の不安を感じないわけではないが……ひとまず高森君の企画は稟議を通しておくね」

P「ありがとうございます、社長。ではこれにて失礼します」スゥッ

社長「……うーん。ついに床をすり抜けて退室するようになったか……この状況に慣れつつあるのが怖いなあ……」


      −Fin−



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