過去ログ - 無尽合体キサラギ
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159:名無しNIPPER[saga]
2017/01/25(水) 22:20:40.92 ID:RFehJzWso
マミ「でも地球の運命を握る最前線にしては、ここはあまりにも寂しすぎるよねーっ」

最小限の人員でメンテナンスを受けるキサラギの肩で、
マミは、わざと語尾を大声にして発した。
「ねーっ」という声が、がらんどうの格納庫に響き渡る。
連戦を強いる割には整備さえ満足に行き届かせてはもらえない
キサラギの気持ちを、マミは代弁したのである。

世界のほとんどが黒い月によって制圧されてしまった今、
物資も人でも潤沢に用意されることなどあり得ないと知ってはいたが、
それでもマミは不満を叫ばずにはいられなかった。

大体、世界が最初から地球防衛軍に対して本気の援助をしていれば、
もっとマシな準備も整えられていたはずである。
エライ人たちの見通しの甘さの割りを食うのがキサラギただ一体だというのは、
あまりにも可哀想だとマミは思っていた。

アミ「それでもキサラギは今日も頑張ってくれた。すごいよ、やっぱり」


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