375:名無しNIPPER[saga]
2017/02/09(木) 20:07:50.40 ID:rDINdejMo
マミ「これでトドメだぁーーーーー!」
この機を逃すわけにはいかないと、キサラギは一際大きく足を踏み込む。
そしてユキドリルの頭部目掛け勢いよくハンマーが振り下ろされた刹那、
キサラギの腹部に組み込まれたコクピットから、ミキは見た。
上から見下ろすアミとマミからは死角になって見えていないであろうタカネの目が、
飛び込んできた獲物を捕捉するようにギラリと光っているのを。
ミキ『待って二人共――』
だがその声がアミたちに届くよりも、ユキドリルが動く方が先だった。
ユキドリルは片方のドリルを回転させ、それまでと同じようにハンマーの軌道上に掲げる。
直後、ハンマーが触れ……今度はドリルが弾かれることはなかった。
アミマミ「っ……!?」
がくん、とハイパーキサラギの上体が揺れて前のめりに傾く。
そして攻撃を受け流されたのだとアミとマミが理解した時には既に、
もう片方のドリルがハイパーキサラギの胸部目掛けて振り抜かれていた。
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