過去ログ - 無尽合体キサラギ
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486:名無しNIPPER[saga]
2017/02/23(木) 20:02:13.42 ID:dsh5nH4HO
ヒビキ「――ごめんね。結局自分、なんの役にも立てなくて……」

出動の直前、見送りに立ったヒビキは消え入りそうな声でそう言った。
だがそれに対してアミとマミはにっこりと満面の笑みを返す。

アミ「そんなことないよ! ヒビキンだってずっと頑張っててくれたじゃん!」

マミ「そうそう。なんか分かんないけど、
  部屋にこもって祈ったりとか儀式っぽいことやってたりしたの知ってるんだからね!」

ヒビキ「それは……そうだけど、でも自分……」

チラと、ヒビキは俯き気味にミキに視線をやる。
その視線の意味をアミとマミが考え始めるよりも先に、ミキは薄く笑って言った。

ミキ「アミたちの言う通りなの。ヒビキは頑張ってくれたんだから、気にしちゃダメ。
  それよりミキ的には、そんな暗い顔で見送られたらテンション下がっちゃうってカンジ」

ヒビキはそのミキの目を少しの間じっと見て、
そして、悲しげながらもなんとかして笑顔を作った。


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