過去ログ - 無尽合体キサラギ
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575:名無しNIPPER[saga]
2017/03/05(日) 22:42:55.41 ID:CuzMnpulO
だが、それで解決できるのなら事態はここに至ってはいない。
インカム越しに聞こえたのは当然、アミたちの言葉を嘲笑う声であった。

ハルシュタイン『今になってそんな瑣末なことを知ってどうする?
      しかしまあ、教えてやらないでもない。私に勝てば……な』

キサラギは地球を、ハルカイザーは月を、それぞれ背にして対峙する。
宇宙の無重力空間内においてはもはや上下など無いに等しいが、
それでもハルシュタインは愉悦に歪んだ笑みを浮かべ、キサラギを見下ろしている。
そんなハルシュタインを見上げ、アミとマミは最後の覚悟を決めた。

アミ「わかった……。じゃあ、お前を倒してゆっくり聞かせてもらうことにするよ!」

マミ「行くよキサラギ……! 希煌石全開!!」

  『くっ……!』

宇宙空間にあっても、キサラギの“声”は二人の意志を受け止めて力強く響き渡った。
希石が輝きを増したのを見、ハルシュタインは歓喜に打ち震える。

ハルシュタイン『さあ、始めようか……。宇宙の命運をかけた闘いを!』

そうしてハルカイザーは光剣を出現させ、
それを合図に戦いの火蓋が今、切って落とされた。


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