89:名無しNIPPER[saga]
2017/01/22(日) 21:19:22.21 ID:B51TMD9so
スノー「さて……これでもう最後にしましょう」
体育館の壇上で、エージェントスノーはキッパリと言い放った。
要領を得ずいたずらに交渉の時間を
引き伸ばそうとする防衛軍本部長に対し、彼女は辟易していた。
しかしそれが言葉のニュアンスに表れなかったことこそ、
エージェントスノーがハルシュタイン軍作戦司令イオリの
最も信頼を置く人物である所以である。
スノー「次の回答で明確に恭順の姿勢が示されないのであれば、
私たちは実力行使に出ます。
ここにある命はすべて失われるものだと理解してください」
エージェントスノーの声に従い、
生徒たちを取り囲んだ黒服たちが手にした武器を構える。
地球における銃に似たその銃口が、鈍く光って無力な人質たちを狙う。
一人の女子生徒から悲鳴が上がり、恐慌が体育館を支配した。
スノー「さあ、最後の答えを聞きましょうか?」
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