過去ログ - 5000円払って、彼女の1時間を買った話。
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名無しNIPPER
[sage]
2017/01/31(火) 09:58:57.05 ID:HBUAWUjE0
乙
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:
名無しNIPPER
[sage]
2017/01/31(火) 14:08:36.26 ID:YNxtJdenO
乙乙
34
:
名無しNIPPER
[sage]
2017/02/01(水) 22:13:21.04 ID:pFdcv7Voo
乙乙乙
35
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/02/06(月) 00:31:29.81 ID:MD2Z/N9M0
それ以来、俺は駅前のベンチで彼女と話すようになった。
もちろん、5000円で買える1時間だけでしかなかったけど、
まあそれでも案外と俺は彼女と会うのが嫌いじゃなかったんだ。
以下略
36
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/02/06(月) 00:54:28.53 ID:MD2Z/N9M0
そういや、パンダのことについて知ったことがたくさんある。
俺よりも歳が一つ下だってことから、
自分が死ぬまで仲良くするって決めた親友がいるってこと、
旅行が好きなこと、よく本を読むこと、
以下略
37
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/02/06(月) 00:56:23.66 ID:MD2Z/N9M0
正直に言えば、こんなバイトをしてる奴は、
想像を絶する人生を送ってきてるんじゃないかとか思ってたんだ。
彼女がなにか隠してるんじゃないかと思ってたんだ。
以下略
38
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/02/06(月) 00:59:18.61 ID:MD2Z/N9M0
「……母が再婚したんです」とパンダは答えた。
あーそういうことか、と俺が言うよりも先に彼女は言葉をつづけた。
「それ自体はどうだってよかったんです。
以下略
39
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/02/06(月) 01:02:19.28 ID:MD2Z/N9M0
「名前?」と俺は聞いた。
そういや、会ったばかりの時にそんなことを言ってたな。
「病院とかそういう場所で名前を呼ばれるたびに、変な違和感があって。
以下略
40
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/02/06(月) 01:04:32.06 ID:cUSW1SkH0
三日間の幸福みたいな文体だな。
凄くいいぞ!
41
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/02/06(月) 01:20:31.90 ID:MD2Z/N9M0
「これまであんまり自分のことで悩んだこととかなかったんですよ」
そうだろうな、と俺は心のなかで相槌を打った。
「だから、その悩みがずっと付きまとって、離れなくて」
以下略
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