過去ログ - ぼくの何気ない一日の話を聞いてよ
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3:名無しNIPPER[saga]
2017/01/23(月) 01:08:04.89 ID:IzEeH/71O
何もかもが手遅れになってしまうと、それはそれで世界が広がったように感じるもので、僕は宇宙に放り出されたような感覚だった。

とりあえず開けた場所で深呼吸でもしようかと外に出ると、隣にすんでいるサトウさんがいつも通りのよくわからない言葉で挨拶をして通りすぎていった。

変な音を奏でているけれど、もうこうなったら彼のような人がこの世界の生命線になるのかもしれないな。

そう思いながら、深く深く息を吐いて、深く深く息を吸う。

問題なし。気持ちの良い空気だ。

この星の必要最低限の生命維持装置というものは、今日も依然として、動き続いているらしい。


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