過去ログ - 女「また混浴に来たんですか!!」
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83:名無しNIPPER[saga]
2017/02/07(火) 07:30:02.92 ID:/rdzyh2sO
 男「おう。おはよう」 
  
 女「おはようございます」 
  
 男「一番風呂をとられたか」 
84:名無しNIPPER[saga]
2017/02/07(火) 07:35:59.14 ID:/rdzyh2sO
 男「よいしょっと」ゴシゴシ 
  
 女「あれ、身体洗うんですね」 
  
 男「マナーだからな」 
85:名無しNIPPER[saga]
2017/02/07(火) 07:43:03.38 ID:/rdzyh2sO
 男「…………」ゴシゴシ 
  
 女「…………」ジ- 
  
 男「洗いづらいな…」 
86:名無しNIPPER[saga]
2017/02/07(火) 18:11:37.82 ID:VHF+V53uO
 女「刺青って染みたりしますか?」 
  
 男「染みないな」 
  
 女「身長が高いのって幸せですか?」 
87:名無しNIPPER[saga]
2017/02/07(火) 18:26:20.58 ID:VHF+V53uO
 男「ふぅー」ザバァ 
  
 男「生き返るなぁ」 
  
 女「さっきまで死んでたんですか?」 
88:名無しNIPPER[saga]
2017/02/07(火) 18:48:54.26 ID:VHF+V53uO
 女「育ちがよくて、性格がおしとやかな女の子に欠けてるものってなんだと思います?」 
  
 男「どうした急に」 
  
 女「自己分析です。就活生の間で流行ってます」 
89:名無しNIPPER[saga]
2017/02/12(日) 02:19:01.49 ID:+Nlxqdvp0
 女「安心感ですか」 
  
 男「どうした」 
  
 女「安心感が大切なんだなって」 
90:名無しNIPPER[saga]
2017/02/12(日) 02:46:20.79 ID:+Nlxqdvp0
 「殺してやったらどうだ」 
  
 駐車場で倒れ込んでいる俺に、話しかける男の声がした。 
  
 こういうやつらは今までにもいた。明らかに人生に敗亡しているような俺に、興味本位で話しかけて来る。 
91:名無しNIPPER[saga]
2017/02/12(日) 03:06:12.56 ID:+Nlxqdvp0
 時間の流れがわからない。 
  
 痛覚と麻痺が入り混じった感覚ばかり流れる。 
  
 しかし、それでも相手が去る気配だけは感じなかった。 
92:名無しNIPPER[saga]
2017/02/12(日) 03:15:29.92 ID:+Nlxqdvp0
 俺は家には帰らなくなった。 
  
 変わり果てた母と、母を変えた男の住む家に帰っても、俺は二人の世の中への恨みを一身に浴びるだけだった。 
  
 俺は母を愛していたし、本当の父親も愛していた。 
93:名無しNIPPER[saga]
2017/02/12(日) 03:32:01.89 ID:+Nlxqdvp0
 「私は、正しい」 
  
 俺の頭を両手で押さえつけて、目をじっと見据えながら、母はこの言葉を俺に植え付けていた。 
  
 物心が付く前から行っていた教育らしい。 
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