過去ログ - 二宮飛鳥「キミとボク」
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33:名無しNIPPER[saga]
2017/02/03(金) 22:07:43.81 ID:uFUXzjsH0

2月の夜は冷えるが、少々火照った身体を冷ますにはむしろ心地よいぐらいだった。


飛鳥「…ッ」
以下略



34:名無しNIPPER[saga]
2017/02/03(金) 22:09:48.91 ID:uFUXzjsH0

これ以上はいても無益だ。酔いなら既に醒めている。必要以上に体を冷やすだけ。

そんなことは百も承知の上なのに。

以下略



35:名無しNIPPER[saga]
2017/02/03(金) 22:11:43.28 ID:uFUXzjsH0
P「…あれ。なんだ、まだいたの」


背中から声がする。開くハズのない、誰も開けないだろうと踏んでいた扉が、不意に音を立てて開かれる。

以下略



36:名無しNIPPER[saga]
2017/02/03(金) 22:13:59.01 ID:uFUXzjsH0
P「もう帰ったかと思ってた」


そう言ってボクの横に並び立つ。いつだってキミは、こうして隣に来てくれたね。

以下略



37:名無しNIPPER[saga]
2017/02/03(金) 22:15:14.01 ID:uFUXzjsH0
P「飲む?」

飛鳥「アルコールとカフェインの組み合わせって、どうなんだろうか」

P「時間経ってるだろ?一緒に飲むんでもないし、大丈夫じゃないか」
以下略



38:名無しNIPPER[saga]
2017/02/03(金) 22:17:10.15 ID:uFUXzjsH0
P「どうだった?初めての酒の感想は」

飛鳥「…正直、何とも言えないかな。少し身体が火照ったぐらいで、あまり変化は感じない」

P「おっ、さてはいけるクチだな」
以下略



39:名無しNIPPER[saga]
2017/02/03(金) 22:18:58.21 ID:uFUXzjsH0
P「ラジオ、聞いてたぞ。面白かったな」

飛鳥「フフ。久し振りにあの空気に直に触れてきたよ。楽しい時間だった」

P「常連感ハンパねーんだもん、お前」
以下略



40:名無しNIPPER[saga]
2017/02/03(金) 22:20:38.26 ID:uFUXzjsH0
P「…」

飛鳥「…」


以下略



41:名無しNIPPER[saga]
2017/02/03(金) 22:22:10.35 ID:uFUXzjsH0
飛鳥「…。『…何だい、キミ。不審者?』」


まるで台本を読み合わせるかのように。

以下略



42:名無しNIPPER[saga]
2017/02/03(金) 22:23:37.76 ID:uFUXzjsH0
P「『そっちは?』」

飛鳥「『…何が』」

P「『こんな時間にこんな場所にいるのは、なんでさ』」
以下略



43:名無しNIPPER[saga]
2017/02/03(金) 22:25:08.32 ID:uFUXzjsH0
P「…フフ」

飛鳥「…フ、ククッ。ハハハハ!」

P「あっははは!」
以下略



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