過去ログ - 二宮飛鳥「キミとボク」
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43:名無しNIPPER[saga]
2017/02/03(金) 22:25:08.32 ID:uFUXzjsH0
P「…フフ」

飛鳥「…フ、ククッ。ハハハハ!」

P「あっははは!」
以下略



44:名無しNIPPER[saga]
2017/02/03(金) 22:27:01.21 ID:uFUXzjsH0
P「でも、当たってたじゃん」

飛鳥「…それは、そうだけど。結果的には」


以下略



45:名無しNIPPER[saga]
2017/02/03(金) 22:29:09.51 ID:uFUXzjsH0
飛鳥「そういえば、これは訊いたことがなかったな…。なぜ、あれだけボクに固執していたんだ?」

P「いやいや。会社帰りにたまたま寄った海辺で、あれだけオシャレして、エクステまで着けて、海で1人口笛吹いてる女子中学生、なんていう数え役満状態だぞ?興味湧かない訳ないって」

飛鳥「…なるほどね」
以下略



46:名無しNIPPER[saga]
2017/02/03(金) 22:32:58.84 ID:uFUXzjsH0
飛鳥「〜♪ 〜〜♪」


わずか1人の観客を追加して、今宵最後のリサイタルが開かれる。

以下略



47:名無しNIPPER[saga]
2017/02/03(金) 22:35:20.15 ID:uFUXzjsH0
――――
――
P「…うん、良かったよ。上手いもんだな」


以下略



48:名無しNIPPER[saga]
2017/02/03(金) 22:37:14.66 ID:uFUXzjsH0

口笛が吹けるヤツはかっこいい、なんて思って真似し始めたのはいつからだったか。

最初にぴいと音が出て、たまらなく嬉しかったのはいつだったか。

以下略



49:名無しNIPPER[saga]
2017/02/03(金) 22:38:43.96 ID:uFUXzjsH0
飛鳥「あの日も今も、変わらず奏で続けていると、キミはさっきそう言った。ボクも同じように思うよ」

P「そっか」

飛鳥「キミと出会ったあの日から6年…流れゆくセカイの中で口笛を吹いている間に、いつの間にか6年経っていたような感覚さ」
以下略



50:名無しNIPPER[saga]
2017/02/03(金) 22:41:59.32 ID:uFUXzjsH0
P「…なあ」

飛鳥「何だい」

P「…飛鳥はさ、」
以下略



51:名無しNIPPER[saga]
2017/02/03(金) 22:43:17.40 ID:uFUXzjsH0

飛鳥「…。ボクには、何も見えていなかった」


一呼吸置いて、独白を始める。
以下略



52:名無しNIPPER[saga]
2017/02/03(金) 22:46:38.64 ID:uFUXzjsH0
飛鳥「ココロ惹かれる何かにも出会えなかったし、将来の夢なんて訊かれても答えられなかった」


逃れようのない濁流のような日常に流されながら、諦念に近い状態で退屈を過ごしていた。

以下略



53:名無しNIPPER[saga]
2017/02/03(金) 22:49:58.42 ID:uFUXzjsH0
P「そこで俺と会った、と」

飛鳥「そこから先は知っての通りだよ」


以下略



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