317: ◆E.Qec4bXLs[saga]
2017/03/17(金) 18:30:35.31 ID:Ag1bmfzE0
やがて183人分のソロCD、二人から五人で構成されたユニットの全てにCDが出揃い
イベント限定ユニットの中から人気の高かったものに再びスポットライトを当てようか、
などと考え始めた頃、彼はふとあることに思い至りました
モバP「すいませんちひろさん」
ちひろ「なんでしょうか?」
モバP「一度自宅に帰っていいですか?家財を売って課金に充てたいので」
ちひろ「いいですよ。でも、どうせ遠出をするならついでに宣伝も頼めますか?」
モバP「宣伝...ですか?」
ちひろ「はい、ちょうど今下に宣伝用のクルマが停まってますので、それで自宅に向かってください」
モバP「ああ、あのかぼちゃの馬車風の車ですか......わかりました」
ちひろ「それと、他所の事務所から難癖を付けられたら面倒なので___」
「途中で下車しないで下さいね?」
こうして彼は元来た道を戻り始めました
大都市を通過し、以前来た学生街を通りかかりました
しかしそこは以前より寂れており、明らかに課金が足りていなかったことを伺わせました
モバP「この街には大人の魅力が足りてなかったんだな」
彼は、色褪せた看板に巻き付いた三つ編みを横目にアクセルを踏みました
行きと違って車を利用しているためか、長いと思っていた道のりもあっという間です
以前来た商店街の入口もあっという間に見えてきました
車で進入するわけにもいかず、入口を素通りするだけでしたがどの店もシャッターが閉じられているのは見えました
モバP「女子中学生は繊細だからな......事情が少し変わればこうもなる」
閉じたシャッターと地面に挟まれた三つ編みに気付くことなく彼はハンドルを動かしました
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