過去ログ - ありすちゃんの胸の隙間を埋めたい
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1:名無しNIPPER[saga]
2017/02/06(月) 20:07:23.74 ID:pXi1qM9no

※独自設定有り、キャラ崩れ注意


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2:名無しNIPPER[saga]
2017/02/06(月) 20:07:51.93 ID:pXi1qM9no
『あのね、大石ちゃん。シャツのボタンはきちんと止めるべきだと思うんだ。いやいや、僕は大人だからね、まさか十も年齢の離れた少女に対して興奮するような性的倒錯者ではないから大丈夫なんだけれども、とはいえ女の子が胸元を広げているのはどうかと思うんだよね。胸襟を開くという言葉は確かにあるのかもしれないけれど、それはあくまで心の内を開くということであって物理的に胸元を見せるということではないのだし、世の中には大変な人間が結構いるんだ。まして大石ちゃんはアイドルなんだからその胸元を見たくて仕方ないという輩が多くいるだろうし。いやいやもちろん僕はそうではないんだけれどさ──』


3:名無しNIPPER[saga]
2017/02/06(月) 20:08:19.01 ID:pXi1qM9no
 などというプロデューサーの言葉を真面目に聞いていたわけではないけれども然りとて胸元がはだけているという格好は確かに少しはしたないかもしれない、という思いがなかったわけでもない。
 だから大石泉はシャツの第一ボタンをきちんと閉めることにした。
 清廉潔白になったのだ。
 明日からは清純派を名乗ってもいあたかもしれない──いや、清純派で可愛いと言えばやはりさくらなのだろうし、セクシーと言うのならば亜子であり、自分のシャツのボタンが開いていることなんて大したことなんてないのだけれど。


4:名無しNIPPER[saga]
2017/02/06(月) 20:08:45.60 ID:pXi1qM9no
 ところで、そんなことは全く関係のない話になるのだけれども。話は千里の先ほどにも変わってしまうのだけれど。
 ──橘ありすのTシャツ、その胸元が妙に緩く大きく、隙間を作っていて、少し前屈みになるとその中身が見えそうになっているという状況を自分はどのように受け止めるべきなのだろう。


5:名無しNIPPER[saga]
2017/02/06(月) 20:09:12.12 ID:pXi1qM9no
「なるほど、このアプリがタブレットの動作をおかしくしていたんですね。さすが泉さんです。頼りになります」

 尻尾があればパタパタと振っていそうなありすに、素直に可愛いなと思う。
 ところでありすの胸が見えそうだ。


6:名無しNIPPER[saga]
2017/02/06(月) 20:09:38.33 ID:pXi1qM9no
 タブレットに視線を落とすその体勢とありすよりもどうしても視点が高くなる結果上から見下ろす形となる自分では否が応でも見えそうになってしまう。
 しかしありすはまるで気にしていないし、仮に見えそうだと自覚をしていたところで相手が泉であれば然程気にしないだろう。なるほど、胸襟を開くという言葉はまさしく胸を見られようとも構わない関係性というようにも取れる。
 何がなるほどだバカか私は。


7:名無しNIPPER[saga]
2017/02/06(月) 20:10:05.13 ID:pXi1qM9no
 注意をしてあげるべきなのだろう、年長者として。自分はプロデューサーや年長者組の先輩方と比較するとまだまだ子供であるということは自覚しているけれども、それでもまだ小学生のありすよりは年上であり、だからありすにとっての規範となるお姉さんであるべきなのだ。
 叱らなくてもいい。
 怒らなくてもいい。
 ただ少し注意をするだけだ。プロデューサーではないが、その危険性を説明するだけで十分だ。
 そう──それだけでいい。


8:名無しNIPPER[saga]
2017/02/06(月) 20:10:31.03 ID:pXi1qM9no
「あの、ありすちゃん」

「はいっ、なんでしょうかっ?」

 ありすの目は物凄くキラキラと輝いた目だった。


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