過去ログ - ありすちゃんの胸の隙間を埋めたい
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20:名無しNIPPER[saga]
2017/02/06(月) 20:17:07.07 ID:pXi1qM9no
 ……このあたり、さくらであれば『えへへ』と笑ってごまかそうとするだけで終わるのだろうけれど。
 あの子はあの子で、少し危機感というものを一度しっかり亜子と共に教育しないといけないかしら。


21:名無しNIPPER[saga]
2017/02/06(月) 20:17:35.26 ID:pXi1qM9no

「──泉さんはやっぱり凄いです。私も泉さんのような、情報処理に優れた人になりたいです」



22:名無しNIPPER[saga]
2017/02/06(月) 20:18:13.51 ID:pXi1qM9no
 物凄く純粋な尊敬の言葉が胸に突き刺さる。
 まさかこんなに純粋に好意を持ってくれる子の目の前で自分は胸が見えそうだなんてことしか考えていないとは言えない。そんなことがバレた日にはありすにとって一生もののトラウマレベルだ。


23:名無しNIPPER[saga]
2017/02/06(月) 20:18:40.08 ID:pXi1qM9no
「ふふ、私がありすちゃんの年の頃は電子機器もありすちゃんほど上手く扱えていなかったし、ありすちゃんなら私みたい、よりもずっと凄くなれるよ」

 私みたいに年下の女の子の胸が気になって仕方ない人間になってはいけない。
 いや、平時であれば気にしていないけれども。プロデューサーが余計なことを言って意識させたせいだけれども!


24:名無しNIPPER[saga]
2017/02/06(月) 20:19:06.81 ID:pXi1qM9no
 ……しかし、どうしたものか。どう言ったものか。ありすちゃんの自尊心を傷つけずに、ありすちゃんの憧れを壊さずに、ありすちゃんにトラウマを残さないように胸が見えそうであるということを伝えるには、いったいどうすれば──

 ガチャりと、思考の迷路を打開をするように扉が開いた。


25:名無しNIPPER[saga]
2017/02/06(月) 20:20:01.23 ID:pXi1qM9no
「あれ、ありすに泉の二人だけか。プロデューサーはいないの? いや、別にいいんだけどね、来週のスケジュール確認に来ただけだからまた後でも。……そうだありす、そのシャツ少し胸元が伸びちゃってるね」

「え? ああ、確かに少し伸びてしまっていますね……」

「とりあえず私の替えのカーディガンを貸してあげるから上に着ておいたほうがいいよ。サイズが合っていないとどうしても隙間から風が入って寒くなるから。風邪引いちゃうよ」
以下略



26:名無しNIPPER[saga]
2017/02/06(月) 20:20:27.04 ID:pXi1qM9no

「……いえ、なんでも」



27:名無しNIPPER[saga]
2017/02/06(月) 20:20:53.66 ID:pXi1qM9no
 ………まるで自然に、流れるように。
 自分が必死に苦悩してどうしたものかと考えていたことをあっさりと解決したこの先輩──渋谷凛さんのその手際のよさに、どっと疲れを感じるだけだった。


28:名無しNIPPER[saga]
2017/02/06(月) 20:21:21.43 ID:pXi1qM9no



 後日談。或いはオチ。

以下略



29:名無しNIPPER[saga]
2017/02/06(月) 20:22:17.26 ID:pXi1qM9no
いずみんとありすちゃんは絶対に仲が良いと思い書いてみたら何故かいずみんが物凄く苦悩するお話に。指摘しにくいけどしなくちゃいけない、ということはありがちですよねというお話。
ありすちゃんは大きくなったらきっとスラッとした美人になると思う。
ところでもしかしてプログラミングと情報処理って結構違うのではないかって気がしたけど気にしないでおこう。
それでは


30:名無しNIPPER[sage]
2017/02/06(月) 21:36:37.55 ID:KLYlFLmVo
読みづら過ぎワロタ


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